ヒアリチェッカーを作ってみた:とにかく出してみる
(注)中身はまだ非公開
導入
最近、日本に危機が迫っています。
そう、ヒアリです。
ヒアリは在来種と違った繁殖方法を持ち、毒性もあるので、あれよあれよという間に我々の周りに広がっていく可能性もあります。その場合、ヒアリをきちんと見分けられないといつ痛い目にあってもおかしくありません。
備えたい。
というわけでヒアリチェッカーを作ろうと思いました。
類似物
作ろうと決意したものの、ヒアリの画像を検索して
- どれがヒアリだ~
- 画像集まんないな~
- 手間かかるな~
などとうだうだしてたら以下が先にリリースされてしまいました。
alfredplpl.softether.net
くやしい。こっちはまだアプリ化してないよ。
というわけで、いろいろ精緻化する前に、現時点でできているもので判別させてみたものを出してしまおうと思いました。
ヒアリチェッカーの中身について
中身については、いったん非公開としておきます。非公開とするほど素晴らしいものではないんですが、カイシャーで使うかもしれないので。
画像判別例
先ほどのヒアリ画像を作ったヒアリチェッカーに入力した結果は以下になります。
(この画像から、まだJupyterに書きおこしたものしかないのがバレバレ(笑))
とりあえず、簡易的にある閾値を超えたらヒアリとするようにしていますが、このヒアリはヒアリと判別されたようです。
別のアリ(種類は不明)も入力してみます。
シロアリ(っぽいアリ)の精度は若干落ちますが、ヒアリでないアリはヒアリでないと判別されています*1。間違えやすいアリについてはまだ試していませんので、性能としては未知数ですが、わかりやすいものは判別できるのではないでしょうか。
*1:実は、一番最初のプロトタイプはシロアリがうまく判別できていませんでした。少し工夫してマシにしました。